販売サイトの説明文を修正–ワイン初心者さんにもスッと届く説明を意識してみました
説明を読んだけどよく分からない
先日知人から言われました。
「贈り物用にワインを買おうと思ってサイトを見たけど、正直、説明読んでもどんな味のワインかわからないんだよねー」
この言葉を聞いて、ハッとさせられました。
ワインに詳しい人には当たり前でも、そうじゃない人には「?」ってなる文章になってるんじゃないかって思ったんです。
オーストリアワインはまだまだ日本ではあまり知られていませんし、
さらに専門用語がいっぱいの説明を読んでも、ピンとこないのは当たり前ですよね。
例えば、「タンニン」って言われても、それがワイン特有の渋みだってわからない人もいますし。
そこで、販売サイトのワイン説明をもう一度見直してみることにしました。
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どんな人に届けたいのか改めて考えた
説明文を見直す前に、どんな人をターゲットにしているのか改めて考えてみようと、
まずは自分たちがワインを好きになったきっかけから振り返ってみました。
正直、ウィーンに赴任する前(2015年以前)はワインはそれほど好きじゃなかったです。
2011年頃にドイツに住んでいたときは、お酒といえばビールばかりで、ワインは「あれば飲むけど」という感じでした。
でもウィーンに赴任してしばらく経ったある日、ふと「ワインって本当に美味しいな」と思ったんです。
当時、自宅では豚の生姜焼きや照り焼きチキンなど、普通の日本の家庭料理を食べていましたが、
それにオーストリアのワインを合わせると、食事がぐっと美味しくなることに気づきました。
また、1日の終わりにいただく一杯のワインの美味しさや、心からリラックスできる時間も、
オーストリアワインで初めて感じたことでした。
そこからワイン好きになったのですが、当時は知識はほとんどゼロでした。
日本に戻ってから、「オーストリアワインの良さをもっと多くの人に知ってもらいたい!」と思い、
輸入販売のビジネスを始めるために勉強を始めて、少しずつ知識が増えていった感じです。
こうして振り返ると、私たちがターゲットにしているのは、ワインのプロではなく、
これからワインを好きになっていくような人たち、つまりワインに対してフラットに向き合える人たちだと改めて気づかされました。
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ワインの知識がなくても大丈夫、を意識して修正
日本では「ワインは知識がないと楽しめないもの」というイメージがありますが、ヨーロッパではもっと気軽に飲まれています。
知らなくても「美味しい!」と感じられれば、それで十分なんです。
私自身もそうでしたが、知識はあとから自然とついてきます。
ただ、ワイン独特の表現が多いのも事実なので、ワインの知識がない方にも味わいや香りがイメージしやすいように、すべての説明文を見直しました。
専門的な言葉を使うときは、括弧でわかりやすく注釈をつけるなど工夫しています。
例えば、「適度なタンニン」を「柔らかな渋み(タンニン)」とするなど。
一度説明文を読んでいただき、フィードバックをもらえると嬉しいですね。
よろしくお願いします!
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