ワインエキスパート、無事に合格! 2次試験本番で「やらなくて良かった」と思ったこと

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ドキドキの合格発表

2023年10月25日、ワインエキスパートの合格発表がありました。
もう2〜3日前からドキドキしていまして。
神社に合格祈願に行ったりしていました笑
当日は朝から仕事が手につかず、ちょうど合格発表の17時頃までみっちり会議が入っていたのですが、当然ながらうわの空。

そして会議が終わると猛ダッシュで社外に出て、ソムリエ協会のサイトをスマホで見たところ・・・

ありました!
私の受験番号!

もう、本当に気絶しそうになるくらい嬉しかったですね。
2次試験が終わってから、X(旧Twitter)で試験にまつわるつぶやきを見ては一喜一憂していたので。
結果が出るまでは分からないと理解しつつも、ついやっちゃうんですよね、この手の行動を。

Xではいろんなことが呟かれていましたが、それを見ながら改めて「試験本番でやらなくて正解だった」と思ったことがありましたので、今回はそれについて書きたいと思います。
2次試験直後の記事と読み比べていただければ幸い。
(記事はこちら→ワインエキスパート2023年2次試験リポート〜 結果は2勝3敗、白はOKだけど赤は超難しかった!!

「本番でやらなくて良かった〜」と思えること

本番でやらなくて良かったこと。
それは「コメントを特定の品種に寄せすぎない」ということです。
まだ模範解答は見ていないので正しかったかどうかは分かりませんが、私はそれで良かったと確信しています。
これって、ヴィノテラスで講師をされている佐々木健太さんが提唱している、中間点狙いの佐々木メソッドに近いかもしれません。
でも、私の場合は意図的に中間点を狙うのではなく、結果的に特定品種寄りのコメントにならないというもの。
どういうことかと言うと、品種がある程度定まってきても、感じ取れないものはチェックしないと言うことです。

例えば、今回の1つ目の赤のグルナッシュ。
試験直後の記事でも書きましたが、イチゴ感が半端ないように感じMBAを選択しましたが、MBAの模範解答でよく見られる「第2アロマが強い」にはチェックを入れませんでした。
なぜなら、これまで練習でテイスティングしたガメイやMBAの香りとは若干違うように感じたから。
チャーミングではあったんですけどね。
また、これも前回の記事でも書いたテンプラニーリョ。
試験後に「オレンジにビビった」とか、「すごいオレンジがかっていた」という会話を耳にしましたが、照明の関係か、私には全くオレンジは感じ取れませんでした。
とは言え、紫でもなく、縁が明るいというわけでもない。
どちらかというと、黒みを帯びた印象。
「とにかく若いワインではないな」と言うことだけは感じ取れたので、その系統のコメントにはチェックしましたが、私が推測したカベソーやメルロに寄せたコメントは、感じとれたもの以外はチェックしていません。

つまり、「そうじゃないよな」と感じたら、素直にその感覚に従うことが大事。
1次試験で勉強した教本にも「テイスティングは先入観や固定観念をもたず、主観で行い、グラスの中のワインと率直に対することから始まる」とありますよね。
これって2次試験では本当に大切なことだと痛感しました。

誘惑に負けないように・・・

でも、試験本番になると欲が出ちゃうんですよね。
他の受験生に差をつけようと。
品種がなんとなく特定されてくるほど、この欲が強くなってしまうもの。

そこが落とし穴。

この誘惑に負けず、謙虚な気持ちでワインに対するように心がけましょう。
何よりも、「品種はおそらくこれだから」と、感じ取れてもいない品種特有の香りや味わいにチェックを入れて品種を大外しし、その結果不合格となった場合、悔やんでも悔やみきれないですよね。
「あー、素直に自分の感覚に従っておけば良かった」と。

私は練習の時に、品種がよく分からないけどなんとなく特定し、その品種よりのコメントを選んだ場合と、素直に自分の感覚に従った場合とで正答率を比べてみましたが、圧倒的に後者の方が正答率が高かったです。
これから2次試験を受ける方も、練習でこれを試してみることをオススメします!

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