ワインの輸入に向けて〜フォワーダー、通関業者、倉庫業者はどうやって見つける?
それほど難しくない、と本には書いていますが
こんにちは、よしです。
以前の記事でも書きましたが、苦闘の末に酒類販売業免許も取得し、その他諸々ワインの輸入準備は着々と進んでいます。
(酒類販売業免許免許関連の記事はこちらを参考にしてください。)
すでにオーストリアの2つのワイナリーからの輸入が決定し、1つのワイナリーには送金済み。
もう一つも請求書待ちの状況です。
これらのワイナリーをどうやって見つけたかは別の記事で書きたいと思いますが、今日はワインの輸入に必要なその他のもの、
フォワーダー、通関業者、倉庫業者はどうやって見つけた?
について書こうと思います。
僕がワイン輸入を始めるにあたって、常にバイブルのように参考にしているのはこちらです。
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いろいろ分かりやすく、これからワインの輸入を始めようという方にはピッタリな内容です。
ただ、酒類販売業免許を取得するための書類の書き方とか、ワイナリーの見つけ方は詳しく書いてくれていますが、
フォワーダーや倉庫業者をどうやって見つけるか、についてはほとんど記述がありません。
そもそも、著者の藤川さんは、ご自宅に倉庫を構えているようで。
「ネットで調べれば簡単に見つかる」と言った趣旨のことは書いていますが、
「ワイン、輸入、フォワーダー」で検索しても、どれが該当する業者なのかがよく分からず、
通関業者も様々で、ワイン輸入に適した業者さんがどこなのかが全然分かりませんでした。
まずは倉庫業者探し
ネットでの検索で一番ヒットしたのは倉庫業者。
「ワイン、定温倉庫、サービス、関東地区」といったキーワードで検索すると、すぐにいくつかヒットします。
ただ、多くの場合は法人のみを対象としており、個人事業主としてワインを輸入する人は対象外であることに注意が必要です。
幸い、法人設立済みだったので、倉庫サービスとしてはメジャーと思われる3社に見積依頼メールを送ってみました。
その内容は
・ワイン用の定温倉庫を借りたい。
・当面は1000本程度で、徐々に増やしていく予定
という感じで。
でも、驚いたことに3社ともに「キャパがありません」との回答。
いや〜びっくり。
ワイン用の定温倉庫となると、大手インポーターなどに押さえられていて、僕のような小規模事業者向けのスペースはないようです。
そこで見積を依頼した業者に直接電話し、
「うちのような小規模な事業者を受け入れてくれる倉庫業者って他にないですかねー」
と大胆なお伺いを立ててみました。
すると、意外にもいくつかの業者とその連絡先を教えてくれたんですよ。
倉庫業界も持ちつ持たれつなんですね。
あとは芋づる式に見つかります
早速、教えてもらった倉庫業者にメールしたところ、すぐにおおよその見積の回答がありました。
価格的には、ほかのインポーターさんから聞いていた価格より若干お安め。
ちなみに、倉庫は使う面積に応じて価格が決まるのはもちろん、搬入時にはその分の作業代が上乗せされます。
それでも、最初の月額、つまり搬入作業代込みの価格が8万円弱というのはリーズナブル。
定温倉庫のキャパ獲得の厳しい現状を踏まえると、もうここで決定ですね。
契約の段取りへ進みました。
この業者さんのいいところは、契約しても、実際にワインが搬入されるまで料金が発生しないというところ。
これは小規模事業者にはありがたいです。
実際に見学にも行き、サービスの概要と保管場所も見てきました。
その際に、
「通関業者とフォワーダーってどうやって見つけるんですかね」
と質問したところ、その倉庫と取引のある業者さんを教えてくれました。
いや〜聞いてみるもんですね。
倉庫業者さんと取引があるのなら、業者間の調整もスムーズで、ワイン輸入初心者にとっても安心です。
倉庫業者が見つかれば、あとは本当に芋づる式ですよ。
まとめ
今回の業者選定にあたり、他社との比較はしていないのでリーズナブルかどうかは分かりません。
でも、知り合いのインポーターさんから聞いた価格と比較すると、同等かやや安いくらいなので、
まあ、これで良しとします。
実際に僕が選定した業者がどこなのか、もし興味があればメッセージを下さい。
業者名と連絡先をお伝えします。