ワインエキスパート 初めて2次試験を受けるのならスクールで基礎を学ぶことをオススメします!
1次試験は一人でもなんとか
これを読んでいる方は、あの難しい1次試験を合格した方だと思います。
おめでとうございます。
試験の最後に「合格」の文字を見たときはすっごく感動したことでしょう。
私もそうでした。
でも、その余韻から冷める間もなく2次試験対策が始まってしまいます。
1次試験は正直、暗記力の勝負なので独力でもなんとかなりました。
ひたすら繰り返せばOKで、時間をかけて暗記するほど合格に近づきます。
でも、2次試験はそういうわけにはいかないんです。
テイスティングの本を時間をかけて読み込んで、全部覚えたとしても役に立たないこともあります。
では、どうやって2次試験に向けて準備していくのか。
合格から1年経った私が今思う、最良の対策についてお伝えします。
巷に溢れる情報よりもまずはプロに基礎を教わるべし
私が2次試験を受ける前、知人がおすすめのSNSや動画サイトを教えてくれました。
それはそれで見ていて面白いのですが、人によっては同じ品種でも解説がかなり違ったり、選択するコメントに大きなブレがあったりと、
なんとなく、「これ、信じても大丈夫かな?」と不安に思いました。
そこで、巷に溢れる情報に溺れることなく着実に準備を進めようと思い、スクールに行ってみることにしました。
私が選んだのはレコール・デュ・ヴァン。
アクセスに便利な新宿校が選べたのが本音で、正直、レッスンの質は口コミでチェックした程度でした。
でも、私はこのスクールで正解だったと思っています。
なぜ、レコール・デュ・ヴァンがオススメなのか?
その理由は3つ。
①テイスティング初心者にはちょうど良い情報量
②講師が素晴らしい
③講義で使ったワインを持ち帰ることができる
です。
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理由1:テイスティング初心者にちょうど良い情報量
私は「基本:テイスティングコメントの選び方」というコースを赤、白それぞれ受講しました。
1回目は赤6種類、2回目は白6種類。
外観、香り、味わいの全てが分かりやすく、品種の特徴を捉えるには最適でした。
また、コメントを選ぶときのポイントを簡潔に教えてくれたので、その後も記憶に残り、
コメント選びの指針となりました。
スクールによっては、「せっかくのお金を払って来てもらったんだから」と、様々な情報を1回の講義にぎっしり詰め込むところもあるようです。
親切心からなので、一概に悪いというものではありませんが、レコール・デュ・ヴァンくらいの情報量が個人的にはちょうど良かったです。
テキストも1回数枚程度で、自分で印刷して準備する必要がないのも嬉しいところ。
理由2:講師が素晴らしい
私は1回目、2回目とも田邊公一先生だったのですが、教え方が上手いです。
香りの選択肢の中には、嗅いだことのないものもありますが、別の身近なものに例えてくれるので、知らない香りでもマスターできました。
これはどのスクールの講師もやっていることかもしれませんが、その表現がピッタリハマるか否かは、講師の腕次第だと思うんですよね。
レコール・デュ・ヴァンの他の何人かの講師を受講した知り合いによると、全般的に教え上手な方が多いとのこと。
また、田邊先生はユーモアもあるので、リラックスして受講できたことも良かったです。
理由3:講義で使ったワインを持ち帰ることができた
今はどうか分かりませんが、昨年受講した時は、自分のグラスに余っているワインは、持参した小瓶に入れて持ち帰ることができました。
これは復習する時に本当に助かりましたね。
スクールによっては、HPに「グラスに余ったワインの持ち帰りは禁止」と、明確に書いているところもあります。
なぜダメなのか、それぞれのスクールの考え方があるので仕方ないのですが、レコール・デュ・ヴァンはOKでした。
このほかにも、講義前に特に準備することはなかったり(某スクールは、講義前に自分でグラスの準備をするそうです。)、スタッフの方が非常に親切だったりと、全般的な印象もよく、しっかり基礎を身につけることができました。
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基礎を学んだ次はご自身の選択で
基礎を学んだ後はどうするのか?
引き続きスクールに通ってテイスティング能力に磨きをかけるのか、あるいは個人で練習するのか?
これはご自身の選択になろうかと思います。
私は自宅での練習を選びましたが、基礎を身についていれば大丈夫だったな、というのが感想ですね。
でも、引き続きスクールに通い、顔馴染みの方やワイン友達を増やすのもいいかもしれません。
これは2次試験対策での情報交換のみならず、試験合格後のワインライフの充実にも繋がりますので。
そもそも、ワインは人と人とを繋ぐものですよね。
レコール・デュ・ヴァンは真摯にワインに取り組む受講生が多い印象ですので、トータルで行って間違いなしのスクールだと思いますよ!
2次試験対策のスクール選びの参考になれば幸いです。