ワインエキスパート2次試験対策〜一人でやる時のおすすめの練習方法

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普段の自宅での練習はどうしよう?

この記事を読んでいる方は、ワインエキスパートの1次試験に無事合格し、今は2次試験に向けて日々準備をしている方だと思います。
前回の記事では、2次試験対策はスクールに通うことをオススメしました。
(前回の記事→ワインエキスパート初めて2次試験を受けるのならスクールで基礎を学ぶことをオススメします!

でも、「スクールのない日はどんな練習をしたらいいのか分からない」という方もいるかと思います。
今日は、そんな方のために、一人でもできる練習方法をご紹介したいと思います。

ポイントは、「本番に近い環境を作り、本番で実践するフォームを確立する」です。
決して難しいことではありませんので、最後までお付き合いくださいね〜

本番に近い環境を作る

まず、「本番に近い環境」とは何か?ですが、
これは
・テーブルのクロスの色
・照明の具合
・グラス
・ワインの温度
を本番に近いものにすることを意味します。

そう言われても、今回が初めての2次試験なんだけど・・・

ご安心ください。
昨年、私が受験していますので、その時の実際の状況からアドバイスします!

まず、テーブルのクロスですが、これはシンプルに白。
みなさんのご自宅のダイニングテーブルは、木目調だったりすると思うのですが、
その上に白いテーブルクロスを敷けばOK。
白いクロスは100円ショップでも売っているもので十分です。

次に照明ですが、白色の蛍光灯が本番と同じです。
ただ、これはちょっと注意が必要で、照明の直下の場合とそうでない場合は、ワインの色の見え方が違うこともあります。
実際、私が昨年受験したときは端っこの席だったので、照明からやや離れていて薄暗く感じました。
そのせいか、試験で出された赤ワインの一つはテンプラニーリョだったのですが、
「分かりやすくオレンジかかっていた」という投稿をXでたくさん見かけた一方で、
私にはどう見ても「やや黒っぽい」ようにしか見えなかったのです。
照明の明るさによって見え方に違いがある、ということを認識しておくために、
照明の直下と、部屋の隅のようなちょっと薄暗いところで見え方の違いを確認しておくことをオススメします。
もちろん、本番ではご自身で感じた通りにコメントを選べば良いのですが、
「オレンジがかってはいないが、けっこう熟成している可能性がある」
と類推するときに幅を広げることができますので、その後の香り、味わいで熟成系のものが取れても混乱することはないでしょう。

グラスはINAO規格のソムリエグラス(テイスティンググラス)。
これは常識かもしれませんが、安いプラスチック製のものではなく、必ずガラス製にしましょう。
ここはケチってはいけません。
とはいえ、1脚数千円もする高級品でなくても大丈夫です。
↓のセットであれば1脚900円弱で購入できます。


最後にワインの温度ですが、これが一番難しいかもしれませんね。
本番でのワインの温度は、赤白ともに最初はやや冷んやりと感じました。
おそらく12℃前後くらい。
いつも15℃以上で練習していると、この温度では香りと味わいが取りづらく感じると思います。
ですので、自宅で練習するときは10℃くらいから始めるようにすれば良いと思います。
もし、練習用のワインを冷蔵庫に保管しているのであれば、練習の10分ほど前にグラスに移せば、
練習時にはおおよそ10℃くらいになると思いますが、室温にもよりますので、ここはご自身で色々なパターンを試してみてください。

本番で実践するフォーム〜それぞれのワインを3周

ここまでの準備が整ったら、本番同様に赤・白それぞれ2種類のテイスティングをします。
時間は合計40分で。
実際は50分なのになぜ40分かというと、本番ではその他のお酒も1つありますので。
これにそれほど時間をかける必要はないのですが、40分で練習しておけば、その他のお酒のほか、マークミスなどをチェックする時間が確保できます。
グラスに注ぐ量は本番と同じ50ml。
ここは厳格に。
そしてこれを赤ワイン2種、白ワイン2種の順に3周できるように1回量を調整します。
1回目と2回目でずいぶん印象が変わることも多く、2周で終わってしまうとパニクってしまうこともあるかも。
なので、1周目は素直なファーストインプレッションから各チェック項目のコメントを仮決め。
2周目でチェックした項目を確認。
3周目で最終決定、という感じで進めれば一貫性のある回答に仕上がると思いますよ。

まとめ

今回ご紹介した練習方法は、昨年の受験時に先輩方のアドバイスから確立したものです。
今、練習方法で試行錯誤されているようであれば、ぜひ一度、今回ご紹介した方法を試してみてください。
本番までまだ時間はあります。
焦らず本番を意識した練習を繰り返せば、きっと合格できると思います。
頑張ってください!

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