ワインエキスパート2次試験対策でピンチ!〜シラーズ、メルロ、カベルネソーヴィニヨンの判別がむずい!!

テイスティングの練習成果は出ていますが・・・

こんにちは、よしです。
この記事を執筆時点で、2次試験まで残すところあと2週間。
8月から始めたテイスティングトレーニングの成果が現れ始めてきたことを実感しています。
特に、白ワインは品種の特徴を捉えられるようになってきました。

でも、外すこともしばしば。
「2次試験は品種当てゲームではない」とよく言われますが、この言葉が本当であれば、コメントの方向性さえ合っていればいいのかな、と思うようにしています。

しかーし、品種どころかコメントの方向性まで大はずししてしまう品種があり、かなり焦りを感じています。
しかも、一般的には「これ出題されたら頂きだよね」と言われる品種。

今回の記事では、「なぜその品種の判別がつかないのか?」、「なぜ大はずししてしまうのか?」について書いてみたいと思います。
最後までお付き合い下さい。

シラーズ、メルロ、カベソーの判別ができない問題

私が品種もコメントも大はずししてしまう品種。
それはシラーズ、メルロ、カベソー(カベルネソーヴィニヨン)です。

「え?こんなの外観と香りでだいたいけるじゃん?」
と思われますよね。
ところが、私にはかなりの鬼門。
まあ、メルロとカベソーはなんとなく判別し難いのは分かって頂けるかもしれません。
でも、シラーズに関しては、ローヌシラーとオーストラリアのシラーズの判別といった贅沢な悩みではなく、シラーズそのものが、ブラインドだといまだに分からないのです。
先日、あるソムリエさんから「教科書的な分かりやすいラインナップですよ」とブラインドテイスティングをやってみましたが、「分かりやすい」と言われるタイプのものでさえ分かりませんでした。
これはかなりの重症ですね。
ではなぜこれらの品種の判別がつかないのでしょうか?

メルロとカベソー

「似た系統の特徴を持つから判別が難しい」というのが第一の要因。
メルロっぽいカベソー、カベソーっぽいメルロに惑わされます。
よく、「メルロはカベソーに比べてタンニンが柔らかい」とか、「メルロは丸みがある」言われますが、タンニンの強いメルロもあります。
また、外観でよく言われる「カベソーは濃縮感がありメルロより濃いめ」が通用しない場合も。
どっちも土の香りがしますしね。

でも、また新しい問題も出てきまして・・・
ガーネット系かルビー系か迷う色調のメルロ、カベソーに出会うことも最近増えました。

先日、知り合いのソムリエさんが主催するテイスティングの練習会に参加したのですが、まさにそんなメルロが出てきて、カベソーとの判別以前に、どっちも選ばず大外ししてしまいました。
そのメルロは、上から覗くとステムを持つ指がはっきりと見えるくらいの濃さで、赤みもあるように感じたので、やや濃いめのルビー/ラズベリーレッドと言ってもいいくらいだと思い、その系統のコメントを選び見事に失敗。
味わいはかなりドライで酸もあったので、ビンテージが新めのネッビオーロと判断してしまいました。
その結果、外観、香り、味わいの半分はバツ。
品種と国もバツ。
50点も取れなかったです。

シラーズ

私は黒胡椒の香りがとれないのです。
これが最大の原因
→これこそ大きな間違い!!
 そもそもシラーズに黒胡椒はない!

なので、それ以外の香りと外観を頼りに絞り込んでいく必要があるのですが、簡単ではありません。
シラーズは一般的にガーネット/ダークチェリー系だと言われますが、ルビー系もあります。
明らかに木樽のニュアンスを感じるものもあれば、そうでないものもあり・・・
味わいも同じです。
スパイシーさも濃縮感も感じられず、「これ何だろう??」と思いながらテイスティングを進めると、コメントの方向性も大外してしまいます。
→シラーズはよりフルーティーでカベソーよりもタンニン柔らかな味わい
いや〜本当に見事なまでに(苦笑)

自分なりに整理した特徴

しかしながら、やはり何か特徴を自分なりに整理しておかないといけないなーと思い、それぞれ数種類の銘柄を試した結果、現段階で次のように整理してみました。

①シラー/シラーズ
プラスティックの板のような香り
プラモデルの匂いとでも言いましょうか、そんな系統の香り。
→シラーは血の匂い、シラーズは果実系の香り、ジャムっぽさを指標に変更
色調は薄く透けて見えるようなものもあるけど、ガーネット/ダークチェリー。

②メルロとカベソー
前提として、二つの判別は諦め、どちらにも収まるコメントを選べるようにする。
色調は濃い色系。
香りと味わいはジャムと土。
→カベソーは杉と樹脂。今までバナナの匂いと思って今たのは杉の香りと結論。
 一体どんな嗅覚してんのか(^_^;)

カベソーはタンニン強め。

まだ自信のないところですが、とりあえずあと2週間練習して本番に臨みたいと思います!

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