ワインエキスパート1次試験対策はとにかく問題を解く…の前にやっておくべきこと

「1次試験対策はとにかく問題を解け」と言われますが…

こんにちは、よしです。
ワインエキスパートの取得を目指し、1次試験対策をこれから始めようという方もいらっしゃるかと思います。
私は昨年12月頃に試験対策を開始して合格したので、今から始めれば合格の可能性はグッと上がること間違いなしですね。

でも、試験対策ってどうすればいいんだろう?

そう思ってネットで調べると、「とにかく数多くの問題を解くこと」といったアドバイスが多数見受けられます。
私も試験対策開始直後は、そのアドバイスに従い問題集を購入して取り組んでみましたが・・・

結果として、最初の1週間で挫折しました。

理由は、基礎的知識がほとんどなかったので、見慣れない言葉が多く、設問ですら呪文のようで読むに耐えず(^^;;
もちろん解ける問題もほぼないので、やっていていも全然面白くない
まるで答えの番号をひたすら暗記しているような状態になってしまいました。

「とにかく問題を解く」は、試験対策として間違っているわけではないのですが、その前にやっておくべきこともあると思います。
というわけで今回の記事では、その「やっておくべきこと」について紹介したいと思います。

特に「どうすれば基礎の基礎的な知識が得られるの?」という人、必見です!

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まずは強引にでも参考書を2回通読

教本、ではなく参考書です。
これを通読しましょう。
なぜ参考書かというと、

  • 重要な部分だけ抽出されているので、教本よりも良い意味で情報量が少なく通読に向いている
  • 大事なポイントが赤文字などで分かりやすい
  • 単なる要点の箇条書きではなく、まあまあストーリー仕立てなので読みやすい

からです。
もちろん、最初の通読はちょっときついかもしれません。
でも、暗記することが目的ではないので、1日の中で30分だけでも時間を作って、とにかく集中して読んでみましょう。
そうすると、それぞれの国やその他のお酒、チーズなどについて、どんなことが問われるのかがぼんやりと分かるようになります。

この「ぼんやり分かる」が大事なんです!
「あー、なんか聞いたことある」みたいな。
この状態になれば、問題集に取り組んでも挫折なく進められるでしょう。

では、どんな参考書を選べばいいのか?

本屋さんに行くと数種類の参考書があり、帯には「一番分かる!」とか、「売上No1」みたいな宣伝文句があって、どれを選んだら良いか悩んでしまいます。
基本的には、ご自身に合ったもので構わないのですが、1冊4000円以上と決して安い買い物ではないので失敗はしたくない・・・

そんな時は、杉山明日香さんの「受験のプロに教わる ソムリエ試験対策講座」をオススメします。
この参考書は、ワイン地図帳が別冊になっており、地図と対比させながら本文を読むことで、地名だけではなく、栽培に影響を与える地形的な要素など、産地の特性も合わせて確認できるのでイメージアップがしやすくなります。
もちろん、地図問対策にもなりますよね。
また、同著者による別売の問題集もあるので、参考書で「ぼんやり」だったことを確実に記憶として定着させることもできるという優れもの。

最新版は毎年5月頃発売されますが、いつでも不変の重要事項のみを押さえるのが目的なので、今あるものを買っても大丈夫です。

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参考書は解体して綴じる

参考書を購入したら、まず、解体してファイリングしましょう。
どういうことかというと、背表紙のところで裁断して各ページをバラバラにするのです。
そして、2穴パンチで穴をあけファイルに綴じ直します。
こうすると、読みたい章だけ抜き出せるので便利。
重たい参考書を丸ごと持ち歩かなくても良くなります。
また、ページ数も限定されるので、読むモチベーションもアップしますよ。

この手法は今後教本を購入したときにも活用できるので、ぜひ実践してみてください。
東京在住の方であれば、Kinkos(キンコーズ)というお店で、裁断と穴あけをやってくれます。
工賃は参考書の厚さで3,000円くらいです。

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まとめ

試験対策で、問題を数多く解くことが合格の鍵であることは間違いありません。
でも、知識ゼロで問題を解くのはモチベーションの維持ができず、また、知らず知らずのうちに、答えの番号を暗記することなっていたりもします。
やはり、ベースとなる知識を「ぼんやりと」でも身につけてから問題集に取り組む方が、記憶として定着しやすいと思いますよ。

.ですが、問題集だけで試験対策を進めるのはちょっと危険。
「え?じゃあどうすれば??」
と思ったかもしれませんが、それについては次回の記事で。

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