去年までとは違う??2023年のワインエキスパート1次試験を振り返る

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初めての受験で無事合格

7月下旬にワインエキスパートの一次試験を受験しました。
結果は見事合格!

いや〜難しかった!

分からない問題が4〜5問続くと、「もうダメかな」と心が折れそうになりましたが、なんとか合格できました。
昨年12月頃から対策を開始しましたが、普通にサラリーマやってるので時間のやりくりに苦労しました。
どのような受験対策を行なってきたかは別記事に譲るとして、今回は1次試験を振り返り、いろいろ面食らった点などをお伝えしたいと思います。

試験で面食らった点

第1問目で「なんじゃこりゃ?」

試験はCBT方式なので、開始前にちょっとしたチュートリアルがあります。
ここはコンピューターの操作方法を確認するのが目的なので、もちろんこの間は試験時間に含まれません。
「試験を開始する」のタブをクリックすると、試験が始まり残り時間のカウントダウンが始まります。

以前にも同様の試験を受けたことがあったので、チュートリアルは早々に終わらせ「試験を開始する」をクリックしたところ、「試験中の注意事項で正しいもの全て選べ」という設問が表示され、その下に「試験中に理由なく席を離れてはならない」とか、「私語は慎む」のような、ワインとは関係のない選択肢が10個程度ありました。

「あれ? ”開始”をクリックしたのにまだCBTのチュートリアル?」と疑問に思いつつ、画面右上の時間表示を見ると、しっかりカウントダウンが始まっているではありませんか。

なんじゃこりゃ??これが第1問目??

と心の中で少々焦りつつ、とりあえず正しそうなものを選択しました。
選択肢の詳細は覚えていませんが、ほぼ全てが常識的に考えて正しかったような気がします。
ただ、選択肢の最後にあった「試験は何がなんでも合格しなければならない」はチェックしませんでした。
ちなみに、家に帰って教本を見返しましたが、試験中の注意事項は見つけられませんでした。
なので、何を選べば正解だったのかは分かりません。
これって教本のどこかに書いていましたっけ?
「問題は全て教本の中から出題される」と聞いていたのですが・・・

全て4択と聞いていましたが・・・

昨年までに受験して合格した知り合いからは、全て4択だったと聞いていました。
ところが、今年は6つの中から2つ正しいものを選ぶという、変化球的な出題形式も2〜3問ありました。
例えば、

「メドック地区の格付けで、次の6つの中からMargaux村のものを2つ選べ」

のような問題。
「全て4択」という思い込みがあったのでちょっとびっくり。
ただ、選択肢の中で明らかに違うものが3つあり、あとは消去法で選んでいくことができたので、難易度はそれほど高くなかったと思います。
正解であったかどうかは分かりませんが、教本の読み込みが試される問題だと感じましたね。

記入式の問題も

地図問では記入式もありました。
教本と同じ地図が表示され、「地図の中の⑩の地名をカタカナで記入しなさい」という設問の下に、四角い枠の記入欄がありました。
確か、その問題になると四角い枠が自動的に選択され、あとはキーボードで入力すればよかったと記憶しています。
ただし、平仮名からカタカナへの変換は必要でした。
私の場合は2問出題され、それぞれプロヴァンス地方のバンドールとイタリアのヴェネト州と、比較的簡単な問題だったので助かりましたが、地名をなんとなくのアルファベットの綴りで覚えているような場所だったら完全にアウトでした。

来年受験する方へのアドバイス

ここでは、試験中にフォーカスしてアドバイスしたいと思います。

焦らない

私の場合、自信ありの解答が4割、悩んだ解答が4割、全くお手上げが2割くらいで合格できました。
でも、試験中は「悩んだ解答」の問題が続くと心が折れそうになります。

「あー、あんなに勉強したのにどっちだったけ・・・」と。

また、先述のように、変化球的な出題形式があると焦りはMAX状態に。

でも、そんな時は深呼吸。

落ち着いて問題をよく見ましょう。
そうすると、難解に感じた問題がどこかで見たことあるような問題に感じてきます。
また、出題形式が変わっていても、問われている内容は変わらないと気づくはず。

落ち着いて見れば、消去法で選択肢を少なくすることができます。

それでも分からない問題は、どんなに時間をかけても無駄です。
どれかを選んで神様に祈りつつ次に進みましょう。

タイムマネージメントをしっかりと

これは極めて大事。
ギリギリの時間で全問終わらせるのではなく、必ず見返す時間を作るようにしましょう。
私は見返す時間を20分確保するように進めました。

見直しをすると、初見では分からなかった問題でも記憶が蘇ったりするもの。
よく試験後にふと思い出して、
「あー、あれって答えあれじゃん!!」
となるのを、試験が終わる前に実現するのです。
実際、何問かはそれで正解を思い出すことができました。

ちなみに、私は第120問目から逆順に見直しましたが、これは先入観を極力排除できて有効な見直し方だったと思います。

あきらめないこと

結局これにつきます。
あきらめてダメです。
最後まで粘り強く頑張ってください!

色々と書いてきましたが、来年受験を目指す方の参考になれば幸いです。

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